ベン図で考える

算数・数学

“ベン図“とは、集合の関係などを図で表したものです。
ベン図を使ってデータなどをみると、視覚的で、データとデータの関係がわかりやすくなったりします。

例えば、「犬を飼っている人」と「猫を飼っている人」の関係をベン図で表すとします。
世の中には、下記のような人がいると考えられます。

  1. 犬を飼っているが猫を飼っていない人
  2. 猫を飼っているが犬を飼っていない人
  3. 両方飼っている人
  4. どちらも飼っていない人

丸を2つ書き、それぞれ「犬を飼っている人」と「猫を飼っている人」を表します。
1の「犬を飼っている人」は左の円の中に入ります。(右の円が重なっていないところ)
2の「猫を飼っている人」は右の円の中に入ります。(左の円が重なっていないところ)
そして、この2つの円が重なったところにいる人が3の「両方飼っている人」にあたります。
4の「どちらも飼っていない人」はこの両方の円より外にいることになります。

ベン図を使うと視覚的にデータを理解しやすくなるので、考えをまとめる一助として有効です。
ちなみに考案者はイギリスの数学者、ジョン・ベンさん(1834 – 1923)だそうです。

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