間に”0″を含める3桁の計算

算数・数学

条件付きで、かけ算を早く楽にする方法があります。

条件とは、かけ算の片方の数字が、3桁で十の位が”0″になっていること。(かなり限られる!)
これは、「0に何をかけても0」という特徴を利用した考え方です。

3桁の数字の間が0であることで、一の位と百の位の計算に間ができ、分離して計算ができるようになります。
例えば”406 × 48″の計算を例に見てみましょう。

406
x 48

“48”の一の位の”8″と”406″の一の位の”6″をかけます。
答えは、”48″となります。

(ここまでの計算)
406
x 48
48

次は、”8″と”406″の十の位の”0″をかけますが、”0″に何をかけても”0″なので、そのまま次の計算に移ります。

“48”の一の位”8″と、”406″の百の位”4″をかけると、答えは”32″です。
これが十の位のかけ算であれば、今計算して求めた”32″の一の位”2″と、先程、一の位同士の”6 x 8″で求めた”48″の十の位”4″が十の位のところで重なり、足し算が発生します。

しかし今回は、十の位は”0″ということで飛ばしたので、そのまま左にスライド。足し算が発生しません。

(ここまでの計算)
406
x 48
3248
(計算した数字を並べて書くことができる!)

“48”の十の位の”4″の計算に入りますが、ここでも流れは同じ!
“4 x 6″の答え”24″と”4 x 4″の答え”16″を並べて書けば良いのです!

(ここまでの計算)
406
x 48
3248
1624
19488

これが答えです!

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