分解して考える”さくらんぼ計算”

算数・数学

最近の小学校では”さくらんぼ計算”など、足し算や引き算をちょっと簡単になる考え方を教えてくれるそうです。
自分の小学生時代は、はるか昔過ぎてあんまり覚えてませんが、そのような方法を教えてもらった記憶がない^^;
いくつか簡単な足し算や引き算の方法を調べました。

分解して考える

繰り上がりのある足し算は小学生低学年がぶつかる壁だったりします。
これを分解して、順を追って、段階を踏んでから計算をすると求める答えに辿り着けるという方法が”さくらんぼ計算”。
分解して考える、というのは大きな目標に向かう時のコツでも言われること。
これは、足し算や引き算でも同じことなんですね!

壁にぶつかったら分解して考えよう!

繰り上がるのある足し算

繰り上がりのある足し算をする時、まず、1のくらいが0になる10などの計算を考えます。
例えば、「7+5」という計算を考えます。
「7 + 5」の「7」は「3」を足すと「10」になります。
そこでもう一方の数字「5」を、「3」と「2」に分解します。「10」の計算に必要なパーツ「3」を作り、数字が「2」あまります。

7 + 5 = 7 + 3 + 2

「7+3+2」の「7+3」を先に計算し、「10」にします。
残ったのは、「10+2」というシンプルな計算!

7 + 3 + 2 = 10 + 2 = 12

これが”さくらんぼ計算”を使った足し算です。

繰り下がりのある引き算

“さくらんぼ計算”は繰り下がりのある引き算でも使えます。
足し算の時と同様、1の位が0になるきりの良い数字の計算を考えます。

例えば、「15 – 8」という計算。
「15」から「5」を取り除けば「10」になります。
そこでもう一方の数字「8」を、「5」と「3」に分解します。「10」の計算に必要な「5」を作り、数字が「3」あまります。

15 – 8 = 15 – 5 – 3

「15 – 5」を先に計算し、「10」にします。
残ったのは「10 – 3」。これもシンプルな計算が残りました!

15 – 5 – 3 = 10 – 3 = 7

答えまでのテンポは人それぞれ

このように分解して考えると、順を追っていけば答えに辿り着けます。
天才のように、暗算で早く答えに辿り着けなくても、分解して紙に書いて、答えに一歩一歩近づいていけば良いのです!
答えに辿り着くテンポはひとそれぞれ!

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