HSPは、「Highly Sensative Person」の略で、日本語に直すと「とても敏感な人」。
「繊細さん」なんて呼ばれ方もします。
HSPは、心理学者のエレン・N・アーロン博士が提唱した概念だそうです。
HSPの主な特徴に”DOES”があります。
1. 深く考える(Depth of processing)
- 物事をじっくりと考え、細かい部分まで気が付く
- 他人の気持ちを深く考え、共感しやすい
2. 刺激を受けやすい(Overstimulation)
- 人混みや騒音などの強い刺激に敏感
- 環境の変化に影響を受けやすい
3. 感情的な反応が強い(Empathy and Emotional Reactivity)
- 他人の気持ちに共感しやすく、影響を受けやすい
- 映画や音楽で深く感動することが多い
4. 些細な刺激に敏感(Sensitivity of Subtleties)
- 他人のちょっとした表情の変化や声のトーンの違いに気が付く
- 些細な音や光、匂いなどに敏感
また、種類にもいくつかあるようです。
- 内向型HSP: 一人の時間を大切にし、内政的な傾向が強い
- 外向型HSP(HSE: Highly Sensitive Extrovert): 社交的だが刺激に敏感
- HSS型HSP(Highly Sensation Seeking HSP): 刺激を求めつつも、敏感な一面を持つ
HSPは敏感なので、疲れやすい傾向にあります。
HSPかな?と思ったら以下の点に気をつけましょう。
- 無理に人に合わせすぎず、自分のペースを大切にする
- 適度に休憩をとり、刺激の多い環境から距離を置く
- 自分の敏感さを理解し、長所として活かす
HSPは病気ではなく、生まれ持った気質であり、性格です!
自分の特徴や傾向を知り、充実した生活を送りましょう!
コメント