国ごとにステレオタイプなイメージというものがあります。例えば、日本人は生真面目、ドイツ人は厳格、ロシア人は酒好きなどのイメージが私は思い浮かびます。もちろん、現実はそんな単純ではありません。
皆さんもステレオイメージとは違う不真面目な日本人、怠惰な日本人、よく喋る日本人もたくさんいるのはご存知のことと思います。
私は学生時代、ヨーロッパからの留学生と話す機会がありましたが、ビール嫌いなドイツ人と会いました(笑)即座にもう一人のドイツ人から「お前はドイツ人じゃない!」って突っ込まれていましたが。
寿司や魚が嫌いな日本人がいるのですから、そんな人もいるでしょう。
ですが、ステレオタイプな国民性のイメージ、その傾向はあるのではないかと思います。
これも私の実体験ですが、フランス人はよく数十分単位の遅刻をしてました。数分どころじゃありません。一緒に待っていたドイツ人は「彼らはここ(日本)に来てもフランスの時間が生活してるのよ」って思いっきり皮肉を言ってました(>_<)
そんなステレオタイプな国民性ですが、世の中にはエスニックジョークというものがあります。
今回は、そんなおもしろエスニックジョークを1つ紹介します。
エスニックジョークは下手をすると、民族差別につながるので、差別意識なくあくまで「そういう面もあるよね」という程度に受け止めてもらえればと思います。
沈没船ジョーク
様々な国から乗り合わせた客が乗る豪華客船、しかし船はまもなく沈没します。一刻も早く乗客に海に飛び込んでもらわなければなりません。
どうやって説得する?
アメリカ人乗客に対する説得
「ここで海に飛び込めば、お前はヒーローになれるぞ!」
アメリカ人はヒーロー大好き、強い者大好きなイメージです。
アメリカ人には「ドラえもん」はウケないそうです。「あんな貧弱な主人公(のび太)のアニメの何が面白い?」と。
イギリス人乗客に対する説得
「紳士であればここで海に飛び込むべきではないでしょうか?」
イギリス人のモットーは「紳士」というイメージはありますよね?
イギリス料理がまずい理由は「料理人が勝手に味を付けるのは紳士的ではない。料理を食べる人が自分の好みで調味料を使って味付けをするべき」という考えから味がない(=まずい)という噂を聞きました。真相はどうでしょうね^^
ドイツ人乗客に対する説得
「このような場合、海に飛び込む規則となっております」
日本人とドイツ人は真面目という意味で、イメージが似ています。しかし、規則を守るという点において日本人はドイツ人には敵わない!
ドイツ人は定時に帰る!なぜなら、その時間まで働くという取り決めになっていますから。日本人は開始時間はきっちりだけど、終了時間はナーナー(><)
イタリア人乗客に対する説得
「あのあたりで先ほど美女が泳いでましたよ」
イタリア人タレントのジローラモさんが、日本人にとって馴染みのある「ザ・イタリア人」ですね。何も考えずに「美女」と聞いただけで反応しそうですね。
でも、イタリア人って堅実家というイメージも私はあるんですよね。お金を管理する「簿記」という技術が生まれたのはイタリア。イタリアサッカーの真髄はいかに硬く守るか!
フランス人乗客に対する説得
「飛び込まないでください」
これはフランス人というより、全世界の悪ガキに対する言葉のようにも感じます。
でも私が一念発起して旅行したフランス・パリの鉄道は不良少年のようなスプレーによる落書きだらけで汚かった。そして、街中でも不良少年っぽい人に取り囲まれたし、車におもしろ半分で轢かれかけたし。
注)個人の実体験からくる感想です。日本で出会ったフランス人はみんな良い人でした。
ロシア人乗客に対する説得
「あちらにウォッカの樽が流れていきましたよ」
ロシアといえば極寒の地です。あったまるために飲む強い酒。なので文化的にウォッカのような強い酒を好むそうですが、毎年、酔ったおじさんが氷点下数十度の屋外で居眠り、そのまま凍死してしまう人がたくさんいるとか。
日本人乗客に対する説得
「えっ!もう皆さんとっくに海に飛び込まれましたよ!」
そう言われちゃ、もう飛び込んじゃいますね。だって飛び込んでないの私たちだけなんだよ!遅れちゃう!
韓国人乗客に対する説得
「日本人の皆さんは先ほど飛び込まれていきました」
日本にだけは負けちゃいけないらしいですね。サッカーなどの国際試合で別の国に負けるのと、日本に負けるのでは世論の反応が違うと噂で聞きました。選手も本気でやりますね。親善試合なんて言ってられません!
以上、今回はエスニックジョークの沈没船編をお届けしました。
また機会を見て、別のエスニックジョークを紹介します。
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