割り算は分数で表すことができます。
例えば、”1 ÷ 4″は答えを小数で表すと”0.25″になりますが、分数で表すと1/4になります。
割られる数が分子となり、割る数が分母になります。
なぜでしょう?
割り算の数字をアルファベットで表すと下記のようになります。
a ÷ b = a/b
aとbの分母を”1″として表してみます。本来分母が”1″の場合、書く必要がありませんが書いてみます。
a/1 ÷ b/1
分数の割り算は、割る数の逆数(上下(分子と分母)をひっくり返した数)を掛ければ良いです。

分数の割り算の計算は、なぜひっくり返してかけるのか?
分数の割り算は、掛ける分数の上下(分子と分母)をひっくり返してかけます。例: 5/8 ÷ 6/7 = 5/8 x 7/6なぜひっくり返してかけるのか?割り算の性質として、「割られる数と割る数に同じ数をかけても答えは変わらない」というものがあ...
“a/1 ÷ b/1″は、”a/1 x 1/b”に変換して計算します。
掛け算で”1″は無視できるので、”a/1 x 1/b”は”a/b”に変換できます。(”x1″は答えが変わらないので)
a/1 ÷ b/1
= a/1 x 1/b
= a/b
これが、割り算で割られる数が分子で割る数が分母になる理由です。
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