何万年という人類の歴史の中で、文字が登場し始めたのは紀元前4千年とか5千年とからしいです。(wikipedia「文字の歴史」参照)
文字ができて以降の時代が占める割合は1%に満たないとのこと(参照「詳説 世界史B」(山川出版社))。この文字のない99%以上を占める時代のことを”先史時代”と呼びます。
有史時代よりはるかに長い先史時代、その何百年もの長い年月に人類は誕生し、少しずつ進化していきました。
今回はその人類の進化の過程について学びました。
学習に使用したのは、「詳説 世界史 B(山川出版社)」。
最初の人類 – 猿人
およそ700万年前、直立二足歩行を特徴とする人類が誕生しました。「人類大地に立つ!!」
誕生の地は、アフリカ。
この最初期の人類を”猿人”と呼びます。
すでにこのときには、簡単な打製石器を使用するものもいたそうです。
「道具を使う」というのは、かなり高度な知識が必要みたいですね。
たしかに、動物が小さい木の枝なんか持って、耳かきし始めたら驚きますねwww。人間に教育された猿などは道具を使ってもおかしくなさそうですが、野生でやっている動物をみたら相当関心するかな。
加工した打製石器と火を使用 – 原人
そこから時が流れて240万年前、人類は”原人”と呼ばれる段階に突入します。
このとき使用された打製石器は改良したものも使っていたとか。代表例は”ハンドアックス”。
教科書に突然出てくる”ハンドアックス”という言葉。何の説明もない・・・。日本に直すと”手斧”?
説明がないものはググるにかぎる。
約175万年前のエチオピアで現れた新しいタイプの石器がアシュール石器で、その代表例がハンドアックスである。ハンドアックスは原石の全面を涙のしずくのような形に加工し、手で握って、切る、削る、掘るなど何にでも使えた。この石器を使ようになったホモ=エレクトゥスは、動物の皮を切りさき、肉を取り出し、骨を割って骨髄を取り出して食べた。こうして人類は常習的に肉食をすることができるようになった。
世界史の窓(https://www.y-history.net/appendix/wh0100-08.html)
なるほど。日本語では”手斧”ではなく”握斧”ということになるらしい。
かなり、高度に道具を改良しているみたいですね。
“原人”は、この改良された打製石器と火を使用して狩猟・採集生活をしていたみたい。
教科書には火を使うとさらっと書いてあるが、これは歴史上かなり重要なできごとと言えそうです。
動物は火を恐れるし、使おうと考えても、そう簡単に作れるものではなさそう。
今の御時世ならライターでちゃちゃっとつけられるけど、そういうものがない時代に、どうやったんでしょうね?まあ摩擦熱とか、道具を使って起こしたのでしょうね。
原始時代とはいえ、人類は既に他の動物と一線を画す存在みたい。
死者の埋葬・剥片石器・毛皮の着衣 – 旧人
60万年前には、”旧人”が誕生。この段階で現代に生きる人類と脳容積が変わらないみたいです。
特徴は「死者の埋葬」など、精神文化が発達したこと。
剥片石器という石塊に打撃を加え剥ぎとった形の石器を目的に応じて使用したりなんかも。
この頃に、毛皮を身につけるなど寒さ対策なんかもするようになったらしいです。
現生人類所属・骨角器・洞穴絵画 – 新人
そして”新人”と呼ばれる人類の誕生が20万年ほど前のこと。
我々現生人類であるホモ・サピエンスもここに所属。
新人になって人類は剥片石器をつくる技術をさらに進歩させ、骨や角でつくった”骨角器”をもちいて更に生活を豊かにさせます。このころに洞穴絵画なんかも残しているみたい。そもそも絵を描くという行為が革命的!
打製石器をもちいて狩猟・採集生活を営んだこれらの時代を”旧石器時代”と呼ぶそうです。
そして、この人類は全世界に活動範囲を広げていきます。
教科書の文章はたんたんと書かれていますが、そもそも教科書に出てくる時点で重要ということ!
教科書に書いてあることはすべて一文漏らさず覚えましょう^^
って、それができたら苦労はいらないんですがwww
大人の特権は、教科書を好きなように読めること!
好きなところを好きなように読み、覚えようともしなくてよく、流れを覚えるだけで良い!
テストで語彙を問われるわけでもなしwww
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