歴史

日本史

生類憐れみの令 極端な政策が命の大切さを教えた

江戸時代を代表する悪法、「生類憐れみの令(しょうるいあわれみのれい)」。江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉が制定、自身が犬年の生まれであるため、特に犬を大事にするよう命じたとされています。結果、彼に付いたあだ名は「犬公方」(公方は将軍のこと)。彼...
ローマ史

ユリウス・カエサル語録

ユリウス・カエサルは共和政ローマ最後の時代を生き、帝政ローマの礎を築いた人です。彼が暗殺され、後継者であるアウグストゥス(オクタウィアヌス)が初代皇帝となり、帝政ローマをスタートさせます。日本の戦国時代に例えると織田信長になぞらえることがで...
日本史

武田勝頼の不運 〜なぜ無能者呼ばわりされるのか〜

歴史には評価が二分される人たちがいます。無能と評される一方、状況が悪かっただけと評する人もいるような人物です。良い結果を出すことができなかった人物に下されることが多いです。結果を重視するか、経緯も加味するかの違いだと思います。武田勝頼という...
ローマ史

ルクレティアの凌辱 ローマ共和政が始まるきっかけ

古代ローマには大きく分けて3つの時代区分があります。王政期・共和政期・帝政期です。建国時はローマも他の多くの国と同様、王を戴く「王国」として国の歴史をスタートさせました。しかし、王家への恨みが連なり、ある事件がきっかけでそれが爆発します。そ...
ローマ史

サビニ女の略奪 ローマ初期の民族紛争と仲直り

建国間もない頃のローマの人口は多くが男性、女性が極端に少ない状態でした。女性が少ないことは国家危機に直面する問題です。子供を産む女性の数が少ないのですから、いずれローマの人口は減少し、滅亡することは明らかでした。そこでローマが取った行動は、...
ローマ史

ローマの建国神話 オオカミに育てられた初代王

建国のストーリーは、どこの国でも美化され、神話化されますね。国のルーツに関する話なので、誇大な脚色も仕方ないかもしれませんね。古代ローマの神話も、日本のそれと同じように、どこまでが真実の話かは分かりません。しかし私は、そのような神話がすべて...
歴史

ユダヤ人はなぜ差別されるのか

ユダヤ人はヨーロッパで差別されていたという話をよく聞きます。ナチスによるユダヤ人の大虐殺(ホロコースト)はあまりにも有名です。ナチスは人々のユダヤ人への差別意識を利用しましたが、元々ユダヤ人を差別する風潮が当時のヨーロッパにはありました。ヨ...
歴史

ユリウス・カエサルと織田信長について考える(その2)

ユリウス・カエサルと織田信長という人物について学んでいると、「似ているな」と感じました。古代ローマと日本の戦国、時も場所も全く違う2人を似ていると感じるのは、その生涯のストーリーです。彼らはそれまでの古い秩序を破壊し、改革を推し進めて新しい...
歴史

ユリウス・カエサルと織田信長について考える(その1)

ユリウス・カエサルと織田信長という人物について学んでいると、「似ているな」と感じました。古代ローマと日本の戦国、時も場所も全く違う2人を似ていると感じるのは、その生涯のストーリーです。彼らはそれまでの古い秩序を破壊し、改革を推し進めて新しい...
歴史

簿記はどうやって生まれた?

経済情報・企業情報などお金に関する情報を読み解く際、簿記の知識は必要不可欠な社会となっています。そんな簿記はいつ、どうやって生まれたのか?調べてみました。ちなみに簿記といえば通常、複式簿記のことを指します。複式簿記に対する単式簿記は、いわゆ...